安定感のある演技と自然体な魅力で注目を集める女優・クム・セロク。遅咲きながらも、幅広い役柄を見事にこなし、ドラマや映画に欠かせない存在へと成長してきました。今回はそんな彼女のこれまでの歩みや性格、プライベートな一面に迫ります。
プロフィール
名前 | クム・セロク 금새록 Keum Sae-rok |
生年月日 | 1992年9月6日 |
出身地 | ソウル特別市 |
国籍 | 韓国 |
身長 | 168㎝ |
血液型 | B型 |
家族構成 | 母、姉 |
ペット | ー |
所属事務所 | BHエンターテインメント |
経歴
クム・セロクさんは1992年9月6日生まれ。韓国・大邱で育ちました。芸能界デビュー前は体育教師を目指していたという異色の経歴を持ち、大学では体育教育を専攻。明るく活発な性格から教師にも向いていたとされていますが、大学在学中に興味を持った演技の道を志すようになります。
2014年、映画『サムライの告白』で俳優として本格的に活動を開始。その後も『京城学校:消えた少女たち』(2015)や『暗殺』(2015)など、話題作への端役出演を通じて経験を積みました。2016年には『ヘオファ』『徳恵翁主』『密偵』など歴史ものに相次いで出演し、女優としての表現力を磨いていきます。
短編映画『女、母』(2016)では主演を務め、作品の中でリアルな感情表現を披露。注目を集めるきっかけとなりました。
2018年のドラマ『一緒に暮らしましょうか』では地上波ドラマで初の主要キャスト入りを果たし、多くの視聴者に顔を知られるように。同年には映画『毒戦』『工作』にも出演し、印象的な脇役を演じてスクリーンでも存在感を発揮しました。
2019年のSBSドラマ『熱血司祭』で演じたソ・スンア役は、純粋で正義感の強い若手刑事。ヒット作となったこの作品で一躍注目を集め、「演技派新人女優」としてのポジションを確立します。同年の『ミスター期間制』では学生役に挑戦し、学園サスペンスの中でのリアルな表現力が評価されました。
2021年の『五月の青春』では、1980年代を舞台にした青春ラブストーリーに出演。主役のイ・スリョン役として、社会情勢と個人の感情の間で揺れる女性像を丁寧に描き、多くの共感を呼びました。この作品で彼女の実力はさらに広く知られることとなります。
その後も『愛の理解』(2022)、『サウンドトラック#2』(2023)など、現代的で等身大の女性像を演じ、若年層を中心に支持を集めました。映画でも『幽霊』『ターゲット』(2023)、『カブリオレ』(2024)と、サスペンスや人間ドラマなどジャンルを問わず活躍。
2025年には『失恋した人々のための7時朝食会』に主演として出演予定。また、ドラマでは『アイロニーファミリー(仮)』『死の花』『青瓦台の人々』といった新作も控えており、今後のさらなる活躍が期待されています。
クム・セロクさんは、静かな存在感と繊細な感情表現を武器に、着実にキャリアを重ねてきた実力派女優です。トレンドに左右されない演技力と人間味のある表現が、多くの視聴者の心をつかみ続けています。
性格
クム・セロクは、落ち着いた雰囲気と内面の芯の強さを持ち合わせた人物として知られています。控えめながらも自分の意見をしっかりと持ち、現場では共演者やスタッフから信頼される存在です。自身の歩みを「遅咲き」と語る一方で、焦ることなく一歩一歩進んできた姿勢に、誠実な性格がにじみ出ています。普段は柔らかく笑顔も多い彼女ですが、役に入ると全く異なる一面を見せるギャップも魅力です。
MBTI
クム・セロクのMBTIタイプは公表されていませんが、彼女のインタビューや振る舞いから推測すると、ISFJ(擁護者)タイプに近いとされることが多いです。誠実で責任感が強く、周囲への配慮を欠かさない姿はまさにこのタイプの特徴。人との調和を大切にし、控えめながらも縁の下でしっかりと支える姿勢が印象的です。演技においても感情を丁寧に掘り下げ、繊細な役柄を深く表現する力は、内向的な思慮深さと感受性の高さを感じさせます。
趣味や特技
クム・セロクの趣味は映画鑑賞や読書、そして散歩など、比較的インドアで静かな時間を楽しむことが多いと言われています。また、学生時代に体育を専攻していたことから、運動神経も良く、バスケットボールや陸上などのスポーツが得意です。演技に対しても非常に研究熱心で、台本を丁寧に読み込むのが日課。作品ごとに異なる人物を表現するために、細かい所作や口調までこだわるストイックさも、彼女の特技と言えるでしょう。
出演映画
- サムライの告白(2014)
- 京城学校:消えた少女たち(2015)
- 暗殺(2015)
- ヘオファ(2016)
- 徳恵翁主(2016)
- 密偵(2016)
- 漢江ブルース(2016)
- 女、母(2016)
- 都市体験(2016)
- 忠心(2016)
- ザ・キング(2017)
- 記憶の再構成(2017)
- 空の笛(2017)
- 毒戦(2018)
- 工作 黒金星と呼ばれた男(2018)
- ナルァッマルサミ(2019)
- アワー・ボディ(2019)
- 幽霊(2023)
- ターゲット(2023)
- カブリオレ(2024)
- 失恋した人々のための7時朝食会(2025)
出演ドラマ
- いろいろな理由(2016)
- ゲーム会社の女性社員たち(2016)
- 私の彼女はパパラッチ(2018)
- 一緒に暮らしましょうか(2018)
- 熱血司祭(2019)
- ミスター期間制(2019)
- ドラマステージ「みんなそこにいる」(2020)
- 朝鮮駆魔師(2021)
- 五月の青春(2021)
- 愛の理解(2022)
- サウンドトラック#2(2023)
- アイロニーファミリー(2024〜2025)
- 死の花(未定)
- 青瓦台の人々(未定)
まとめ
遅咲きながらも一歩ずつ着実にステップアップし、多彩な作品で存在感を放ち続けるクム・セロク。彼女の静かで力強い演技には、深みと温かさがあります。これからもジャンルを問わず、私たちに多くの感動を届けてくれることでしょう。
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