知的で大人の魅力あふれる俳優、キム・ジュホンさん。穏やかな語り口と確かな演技力で、ドラマや映画に欠かせない存在となりつつあります。舞台出身ならではの表現力を武器に、遅咲きながらも多くのファンの心をつかんできたキム・ジュホンさんの魅力に、じっくり迫ってみましょう。
プロフィール
名前 | キム・ジュホン 김주헌 Kim Ju Hun |
生年月日 | 1980年3月1日 |
出身地 | 慶尚北道浦項市 |
国籍 | 韓国 |
身長 | 180㎝ |
血液型 | A型 |
家族構成 | 両親、姉二人 |
ペット | ー |
所属事務所 | シークレットエンターテインメント |
経歴
俳優キム・ジュホンさんは、1980年3月1日生まれ。どこか落ち着いた雰囲気と大人の色気を感じさせる俳優として、今や韓国ドラマや映画に欠かせない存在となっています。そんな彼も、意外なことに幼い頃から俳優志望だったわけではありませんでした。
子ども時代のキム・ジュホンさんは、目立つタイプではなく、どちらかというと内向的で静かな少年だったそうです。人前に出ることが得意ではなかった彼が、表現することの楽しさを知ったのは学生時代。高校時代に演劇部に所属し、初めて舞台に立った経験が彼の心を大きく動かしました。緊張しながらも拍手を受けた瞬間、「演じること」の魅力に惹かれたのだそうです。
大学はソウル芸術大学の演劇科に進学。ここで本格的に演技を学びながら、舞台での経験を重ねていきました。大学時代は地道に練習を重ねる日々。どんなに小さな役でも真摯に向き合い、基礎を大切にしてきた彼の姿勢は、同級生や教授たちからも高く評価されていました。
大学卒業後も、キム・ジュホンさんはすぐにテレビや映画の世界に飛び込んだわけではありません。彼のキャリアのスタートは、小劇場の舞台俳優としての活動。舞台では自分の体と声だけで観客と向き合い、その一瞬に全力を注ぐという厳しい現場で、彼は10年以上にわたって研鑽を積んできました。舞台を大切にしながらも、より広いフィールドに挑戦したいという思いから、少しずつ映像作品にも出演するようになります。
映画デビューは2008年の『原則の問題』。その後も『釜山行き』『検事外伝』『相性』『タチャ-神の手-』などに出演し、サブキャストながら確かな存在感を発揮。落ち着いた語り口や知的な雰囲気、大人の魅力を活かした役柄でじわじわと注目を集めていきました。
そして彼の名前が広く知られるようになったのは、2019年の大ヒットドラマ『浪漫ドクターキム・サブ2』。病院の副院長・パク・ミングク役として登場し、圧倒的なカリスマ性と繊細な感情表現で視聴者を惹きつけました。その後も『サイコだけど大丈夫』では出版社の社長役をコミカルに演じ、幅広い役柄に対応できる実力派俳優としての評価を確立。『スタートアップ』『ビッグマウス』『今、別れの途中です』『無人島のディーバ』など、人気作に次々と出演するようになり、名実ともに“信頼できる俳優”として地位を築いていきました。
30代後半にして映像作品でのブレイクを果たしたキム・ジュホンさん。派手なスター街道ではなく、地に足をつけた実力でひとつずつ階段を上がってきたその姿に、共感と尊敬の声が集まっています。
出演映画
- 原則の問題(2008年)
- 変身(2012年)
- 家に帰る道(2013年)
- 技術者たち(2014年)
- タチャ-神の手-(2014年)
- プランク・サンス(2015年)
- 探偵:ザ・ビギニング(2015年)
- 検事外伝(2016年)
- 釜山行き(2016年)
- 相性(2018年)
- ようこそゲストハウス(2020年)
- 妖精(2022年)
- 保護者(2023年)
- クロス・ミッション(2024年)
- 私が横になっている時(2025年)
出演ドラマ
- 元カレは天才詐欺師~38師機動隊~(2016年)
- アルゴン(2017年)
- ボーイフレンド(2018年)
- キル・イット(2019年)
- サバイバー:60日間の大統領(2019年)
- 浪漫ドクターキム・サブ2(2019年)
- サイコだけど大丈夫(2020年)
- ドドソソララソ(2020年)
- スタートアップ: 夢の扉(2020年)
- 今、別れの途中です(2021年)
- ビッグマウス(2022年)
- ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022年)
- 未成年裁判(2022年)
- 無人島のディーバ(2023年)
- 世子が消えた(2024年)
- 星がウワサするから(2025年)
まとめ
着実にキャリアを積み重ね、映像作品の世界でも輝きを放つようになったキム・ジュホンさん。派手さではなく、深みのある演技で存在感を発揮するその姿は、多くの人の記憶に残ります。今後も幅広い役柄で新たな一面を見せてくれることに、期待が高まりますね。
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