곽시양(クァク・シヤン、本名:곽명진、1987年1月15日生)は、モデル活動を経て2014年に俳優デビュー。以来、ウェブドラマ、地上波ドラマ、映画など多岐にわたるジャンルで活躍を続け、確かな演技と端正なルックスで愛されてきた実力派俳優です。
プロフィール
| 名前 | クァク・ミョンジン 곽명진 |
| 芸名 | クァク・シヤン 곽시양 Kwak Si-Yang |
| 生年月日 | 1987年1月15日 |
| 出身地 | ソウル特別市 |
| 国籍 | 韓国 |
| 身長 | 187㎝ |
| 血液型 | O型 |
| 家族構成 | 両親、姉4人 |
| ペット | ー |
| 所属事務所 | DRAWINGエンターテインメント |
経歴
クァク・シヤンは1987年1月15日、韓国・ソウルに生まれました。中学生の頃に大手事務所のスカウトを受け、練習生として約3年間活動。その後モデルとして活動を始め、2005年のソウルコレクションでランウェイデビューを果たしました。当時は「ハン・ソヌ」という芸名を使用し、ナイキをはじめとした有名ブランドのモデルやミュージックビデオにも出演し、ビジュアルとスタイルで注目を集めました。
しかし20代前半、交通事故で脚を負傷しモデル活動を断念。その後、24歳で兵役に就きます。兵役中は射撃や体力分野で優秀な成績を収め「特級戦士」として認められました。除隊後は俳優を志し、演技の道に進むことを決意しました。
2014年、映画『夜間飛行(Night Flight)』で俳優デビュー。同年SBSドラマ『気分の良い日』に出演し、テレビでも活動を開始します。2015年には『恋は七転び八起き』『ああ、私の幽霊さま』などに出演。さらに「私たち結婚しました」に出演したことで知名度を上げ、新人俳優としての注目を集めました。
2016年には時代劇『魔女宝鑑』で歴史ドラマに挑戦。SBS演技大賞でニュースター賞を受賞し、俳優としての存在感を確立します。2017年には『シカゴ・タイプライター』でユ・アインのライバル役を演じ、幅広い演技力を見せました。2018年には映画『目撃者』に出演し、スクリーンでも活躍。2019年には戦争映画『長沙里9.15』に出演し、兵役経験を活かしたリアリティある演技が評価されました。
2020年はタイムトラベルドラマ『アリス』での好演が話題となり、その後も『紅天機』『IDOL: The Coup』などで多様な役柄を演じ、俳優としての幅を広げています。2022年の『美男堂の事件手帳』ではユーモラスで人間味のあるキャラクターを演じ、親しみやすい俳優として人気を獲得しました。
そして2024年には『Flex X Cop』『The Divorce Insurance』に出演、2025年には『My Dearest Nemesis』や映画『6時間後、君は死ぬ』などへの出演も続いており、現在も精力的に活動を続けています。モデルから俳優へと転身し、着実に地位を築いてきた彼のキャリアは今後さらに広がりを見せると期待されています。
性格
クァク・シヤンは外見からはクールで無口に見られがちですが、実際にはユーモアがあり明るい性格の持ち主です。現場では気さくに共演者と打ち解け、周囲を和ませるタイプといわれています。一方で役作りには真摯に取り組み、几帳面で努力家な一面も。家で過ごす時間を大切にし、ゲームや読書をしながらリラックスすることが好きだと語っており、オンとオフのバランスを自然に取れる人物です。
MBTI
クァク・シヤンは公式にMBTIを公表していませんが、ISTP(職人タイプ)といわれています。ISTPは現実的で冷静な判断力を持ち、状況に応じて柔軟に対応できる性格タイプです。物静かながら観察力に優れ、必要なときには大胆な行動を取れる特徴を持ちます。彼の落ち着いた雰囲気や、現場での冷静な判断力、兵役中に「特級戦士」として認められた集中力や体力も、ISTPの特性をよく表しているといえるでしょう。
趣味や特技
クァク・シヤンはスポーツ全般が得意で、特にバスケットボールや野球を好んでいます。学生時代から体を動かすことが好きで、役作りでも体力作りに熱心に取り組んでいます。一方で、自宅ではパソコンゲームを楽しむインドアな一面もあり、休日は静かに過ごすことが多いそうです。兵役中に培った射撃や格闘技術も特技のひとつで、作品でのアクション演技にも活かされています。まさにアウトドアとインドアのバランスが取れた趣味人といえるでしょう。
兵役事情
クァク・シヤンは20代前半で兵役を終えています。服務中は優れた体力と射撃の技能が評価され「特級戦士」として認められました。軍生活で得た規律や忍耐力は、その後の俳優活動に大きな影響を与えていると本人も語っています。除隊後すぐに俳優活動を本格化させ、戦争映画やアクション作品でリアリティのある演技を披露できるのも、この兵役経験が大きく寄与しているといえます。現在は兵役を終えているため、演技に専念できる環境にあります。
出演映画
- 夜間飛行(2014年)
- ロボット、音(2016年)
- 部屋の中の象(2016年)
- グッバイ・シングル(2016年)
- 目撃者(2018年)
- 長沙里9.15(2019年)
出演ドラマ
- 気分の良い日(2014年)
- 七転び八起き、ク・ヘラ(2015年)
- ああ、私の幽霊さま(2015年)
- きっとうまくいくよ!(2015年)
- もう一度ハッピーエンディング(2016年)
- 魔女宝鑑(2016年)
- 最後から二番目の恋(2016年)
- 三つ色のファンタジー(2017年)
- シカゴ・タイプライター(2017年)
- サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜(2017年)
- ウェルカム2ライフ(2019年)
- アリス(2020年)
- ホン・チョンギ(2021年)
- IDOL:THE COUP D’ETAT(2021年)
- キミと僕の警察学校(2022年)
- 美男堂の事件手帳(2022年)
まとめ
モデルとしての華やかなデビューから、俳優としての着実なキャリア形成、そして兵役を経た強さと誠実さ。クァク・シヤンは外見の華やかさだけでなく、内面の努力と真摯さで観客を魅了する俳優です。今後も多彩な役柄に挑戦し、さらに輝きを増す彼の歩みに注目していきたいところです。

コメント