若干15歳で国際映画祭の主演女優賞を受賞し、Netflixドラマ『今、私たちの学校は』で世界的な注目を集めたパク・ジフさん。静かながらも強い存在感と繊細な表現力で、次世代を担う演技派女優として期待が高まっています。今回は、そんな彼女の性格やMBTI、趣味や特技など、素顔の魅力をご紹介します。
プロフィール
名前 | パク・ジフ 박지후 Park Ji-hu |
生年月日 | 2003年11月7日 |
出身地 | 大田広域市 |
国籍 | 韓国 |
身長 | ー |
血液型 | O型 |
家族構成 | 両親、姉 |
ペット | ー |
所属事務所 | BH Ent. |
経歴
2003年11月7日、韓国・大邱(テグ)広域市で生まれたパク・ジフさんは、幼い頃から静かで感受性の豊かな子どもだったという。芸術や本に囲まれた環境で育ち、絵を描いたり映画を観たりする時間が好きだったそうだ。小学生の頃には人前に出ることが苦手で、目立つタイプではなかったが、自分の内面を表現することには自然と興味を持っていた。
そんな彼女に転機が訪れたのは小学5年生のとき。偶然スカウトされたことをきっかけに、演技の世界に足を踏み入れることになる。最初は小さな広告モデルからスタートし、やがて映画やドラマのオーディションに挑戦するようになった。演技に対して真剣に向き合う姿勢は早くから評価され、周囲の大人たちからも「表現力がすごい」「感情の流れが自然」と称賛されたという。
2016年、映画『消えた時間』でスクリーンデビュー。端役ながらも存在感を放ち、その後も小さな作品で経験を重ねていく。そして彼女の名を一気に広めたのが、2018年に公開された映画『ハチドリ(House of Hummingbird)』だった。当時15歳ながらも、思春期の少女の複雑な心情を繊細に演じきり、韓国国内だけでなく世界各国の映画祭でも高く評価された。特にアメリカのトライベッカ映画祭では最優秀女優賞を受賞し、史上最年少の快挙として注目を集めた。
その後も順調にキャリアを積み重ね、2022年にはNetflixのゾンビドラマ『今、私たちの学校は(All of Us Are Dead)』で主演を務め、国際的なブレイクを果たす。ナム・オンジョ役として見せた自然体の演技は、世界中の視聴者から共感と称賛を集め、彼女の名は一躍グローバルに知られることとなった。同年にはtvNドラマ『小さな婦人たち(Little Women)』にも出演し、これまでとはまた違う知的で芯の強い少女像を見事に演じ分けた。
学業と演技の両立も彼女の大きな特徴のひとつだ。2022年には漢陽大学の演劇映画学科に合格し、学びながら現場にも立ち続けるというハードスケジュールをこなしている。どんなに多忙でも「毎回の作品で新しい自分に出会いたい」と語る姿は、若くして自分の道をしっかりと歩む彼女らしさがにじみ出ている。
さらに2023年には映画『コンクリート・ユートピア』に出演し、災害下で生きる若者の苦悩をリアルに体現。また、2025年にはNetflix『今、私たちの学校は2』やSBSドラマ『Spring of Youth』で再び主演を務めることが発表されており、次世代の主演女優としての地位をますます確かなものにしつつある。
控えめで、決して派手な言動を見せないパク・ジフさん。しかし、その静かな存在感は作品の中で確実に輝き、観る者の心に残る。演技を通して人の感情に寄り添い、深く伝える力を持った彼女が、これからどんな物語を届けてくれるのか。その一歩一歩がとても楽しみで仕方ありません。
性格
パク・ジフさんは、とても落ち着いた性格で、穏やかさと芯の強さを併せ持つ人物です。インタビューでも控えめで丁寧な話し方が印象的で、現場では「静かなエネルギーを持つ女優」とも評されています。若いながらも内面がしっかりしており、自分の意見を言葉にする力も備えていて、「年齢を超えた深みがある」と評価されることも。
周囲にはあまり感情を表に出さないタイプですが、その分、役柄に入り込んだときの感情表現には定評があります。とにかく謙虚で努力家、そして誠実。華やかさよりも“誠実に演じる姿”が人々の心に残る女優です。
MBTI
パク・ジフさんのMBTIはISFP(冒険家型)とされています。
ISFPは控えめで感受性が豊か、ひとりの時間を大切にしながらも、人の気持ちに寄り添える温かさを持つタイプです。彼女自身も、「大勢の中にいるよりも、一人で映画を観たり、散歩したりする方が好き」と話しており、まさにISFPの特徴そのもの。
また、感覚的な直感に優れており、台詞よりも表情や“間”で感情を伝える演技スタイルも、ISFPらしいナチュラルさが魅力です。
趣味や特技
趣味は映画鑑賞・読書・散歩など、静かな時間を楽しむインドア派。特にヨーロッパ系の芸術映画やヒューマンドラマを好んで観ており、作品選びのセンスにも彼女らしい知性がうかがえます。
特技は感情の細やかな表現。表情だけでなく、まなざしや仕草でキャラクターの心の動きを伝える力があり、演技の繊細さはすでにベテラン俳優顔負け。さらに、集中力が高く、撮影現場では一瞬で役に入り込めることも彼女の大きな武器です。
出演映画
出演ドラマ
まとめ
控えめながらも芯のある演技で、着実にキャリアを積み重ねてきたパク・ジフさん。若手女優の中でも特に“深く演じる力”を持つ存在として、今後のさらなる飛躍が期待されています。これからどんな役柄を通して、どんな物語を届けてくれるのか。彼女の歩みに注目していきたいですね。
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