ヨ・ジング プロフィール&出演作品

俳優

「国民の弟子役」として愛され、8歳で映画デビューしたヨ・ジングさん。『太陽を抱く月』『ホテルデルーナ』『Beyond Evil』などで主演を務め、子役から大人の俳優への成長を遂げました。演技力の高さと幅広い役柄への挑戦で、韓国のみならずアジア中で高く評価されている実力派。これまでの歩みと魅力を詳しくご紹介します。

プロフィール

名前ヨ・ジング
여진구
Yeo Jin-goo
生年月日1997年8月13日
出身地ソウル特別市
国籍韓国
身長177㎝
血液型O型
家族構成両親、弟
ペット
所属事務所

経歴

ヨ・ジングさんは1997年8月13日、ソウル特別市生まれ。1997年に生まれ、8歳だった2005年に映画『サッド・ムービー』で俳優デビューを果たしました。幼少期から舞台を問わず広く活躍し、「国民の弟子役」として注目され、2008年のドラマ『イルジメ~一枝梅』『いかさま師』や2010年『ジャイアント』で主演の子ども時代役を演じ、SBSドラマアワード最優秀子役賞を受賞しました。

2012年、国民的大ヒットとなった時代劇『太陽を抱く月』で若き王・イ・フォン役を演じ、視聴率40%超の大成功を収めて注目を浴びました。同年、『会いたい』でも若い主人公を演じ、「若手演技者賞」を獲得し、子役から次世代スターへと飛躍の年となりました。

2013年には映画『ファイ 悪魔に育てられた少年』で主役を務め、ブルーリボン映画賞などで最優秀新人賞を受賞。特に16歳でブルーリボン最優秀新人男優賞を受賞したことは若手俳優史にも記録されました。

2015年には映画『私の心臓を撃て』、ドラマ『オレンジマーマレード』で主演を務め、同ドラマでKBSドラマアワード新人賞を獲得しました。

その後、2016年『王になった男』では王イ・ヨン役、2017年『circle:つながった二つの世界』『ひと夏の軌跡』で連続主演。2019年には『絶対彼氏』『ホテルデルーナ』で主演し、韓国ドラマ界のトップ俳優としての地位を確立しました。

2021年にはサイコスリラー『怪物』で新たな一面を見せ、2022年にはファンタジー・恋愛ドラマ『リンク:食べて愛しなさい、しびれるように』でシェフ役を演じました。2023年以降は新事務所へ移籍し、2024年には災害映画『ハイジャック』で初の悪役を演じ、大胆な役作りが話題に。

長年にわたる幅広い役柄と安定した演技力を武器に、子役から大人の俳優へとしっかりと移行し、今後の活動も期待されています。

性格

ヨ・ジングさんは、礼儀正しく控えめで誠実な性格。幼少期から多くの作品に出演しても全く浮つかず、現場では周囲を気遣う姿がしばしば見受けられ、「現場の信頼感の象徴」と称されることもあります。また、役に向き合う真面目さが光り、自分を律する姿勢が演技にも反映。プライベートでは家庭的で落ち着いた雰囲気を大切にしており、人望も厚いです。

MBTI

公式発表はありませんが、演技スタイルやエンジン内での印象から、ISFJ(擁護者タイプ)と推測されることが多いです。責任感が強く、周囲に気を配る性格。細やかな感情や役柄への共感力に優れており、丁寧な演技で作品を支えます。加えて自己管理が徹底しており、冷静沈着で誠実な人柄はISFJの典型的特徴とも重なります。

趣味や特技

趣味には読書や映画鑑賞、写真・散歩など、インドア系かつ感受性を磨く活動を好む傾向があります。特技としては、ピアノ演奏や歌、ナレーションなど、感情表現に直結するものに長けており、子役時代から演技の基礎となる声や表現力を養ってきました。また、身体を使った体力管理にも意識的で、役作りのための体型調整やフィットネスにも真剣に取り組んでいます。

兵役事情

韓国の男性であるヨ・ジングさんは、義務的兵役対象者であり、2016年〜17年頃に兵役入隊の時期と報じられていましたが、正確な公表は少なめです。ただし、役者としての活動を中断せずに卒業後すぐに活動再開できるよう調整されたとの報道もあり、模範的な兵役期間を終え、本格的に復帰していると一般には理解されています。韓国芸能界では兵役を終えた後のキャリア継続が評価される傾向もあり、彼の復帰後の主演作連続はその証です。

出演映画

  • サッド・ムービー(2005年)
  • シリーズ 多細胞少女(2006年)
  • 礼儀なき者たち(2008年)
  • 間違った出会い(2008年)
  • 霜花店 運命、その愛(2008年)
  • アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜(2008年)
  • Mr.パーフェクト(2011年)
  • ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年)
  • タチャ 〜神の手〜(2014年)
  • 私の心臓を撃て(2015年)
  • 西部戦線1953(2015年)
  • 代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン(2016年)
  • 1987、ある闘いの真実(2017年)
  • 同感〜時が交差する初恋〜(2022年)
  • ノリャン -死の海-(2023年)
  • ハイジャッキング(2024年)

出演ドラマ

  • レインボーロマンス(2005年)
  • 愛したい(2006年)
  • 淵蓋蘇文(2006年〜2007年)
  • ゲームの女王(2006年)
  • H.I.T. -女性特別捜査官-(2007年)
  • イルジメ~一枝梅(2008年)
  • いかさま師(2008年)
  • 食客(2008年)
  • 恋は誰でもするものじゃない(2008年)
  • 幻の王女チャミョンゴ(2009年)
  • 太陽を飲み込め(2009年)
  • 名家(2010年)
  • ジャイアント(2010年)
  • ペク・ドンス(2011年)
  • 根の深い木(2011年)
  • 太陽を抱く月(2012年)
  • 会いたい(2012年〜2013年)
  • じゃがいも星 2013QR3(2013年)
  • オレンジマーマレード(2015年)
  • テバク〜運命の瞬間〜(2016年)
  • サークル:繋がった二つの世界(2017年)
  • ひと夏の奇跡〜Waiting for you(2017年)
  • 王になった男(2019年)
  • 絶対彼氏。(2019年)
  • ホテルデルーナ(2019年)
  • スタートアップ: 夢の扉(2020年)
  • 怪物(2021年)
  • リンク:食べて愛しなさい、しびれるように(2022年)

まとめ

子役として華々しくデビューし、多くの代表作で主演へと成長を遂げたヨ・ジングさん。その演技には自然な深みと感情の込め方があり、長年にわたって信頼される俳優として支持されてきました。時代劇から現代ドラマ、さらには悪役にも挑戦する柔軟性と誠実な姿勢は、これからさらに多くの可能性を広げるはず。今後ますます多彩な作品で新たな顔を見せてくれる彼の活躍に期待が高まります。

コメント